駆除されたサメから採れる皮は、様々な工程を経て革製品に生まれ変わります。
サメ皮の採取から製品の完成に至るまでの過程を紹介します。
1.サメの状態確認
捕獲されたサメの状態を確認します
2.サメの解体
皮に傷をつけないように慎重に解体していきます。
重いものは200キロを超える個体もあるので、かなりの重労働になります。
3.皮を採取
背びれの部分は穴があいた状態です。
4.鞣し業者へ
皮を2~3日ほど塩漬けにしてある程度水分を飛ばした後、鞣し業者に発送します。工場の専用の機械に皮を投入して鞣していきます。
5.クラスト
乾燥させて染色前のクラストと呼ばれる状態に仕上がります。ここから色を入れていきます。
6.染色~革へ
染色して革になりました。個体によって出来上がる革のシボなどの表情は異なります。ここまでの工程で2~3か月ほどかかります。
7.製作
革製品を製作していきます。北谷町美浜デポアイランドに店舗を構えるU.A.STOREの友利店長がひとつずつ手作りで仕上げていきます。
8.完成
完成です。末永く使って頂けるお客様へと渡っていきます。